家庭レベルで導入可能な太陽光発電・・・お勧めはこれ!

太陽光発電は得か?損か?

ここで太陽光発電は得か?損か?について説明します。
太陽光発電産業の業者の広告には、しばしば、太陽光発電で光熱費をゼロに、と言った文言が踊っています。
この様な広告に出合った時、心がぐらっと来ます。
電気代は高いため、エアコンの使用を控えている家庭も多いでしょう。
また、プロパンガスでお風呂を沸かしている場合、冬の光熱費がトータルで4万円を超える家庭もあるでしょう。
年間の電気代、ガス使用料を考慮すると、光熱費をゼロに、の謳い文句は魅力的です。
太陽光発電を推奨している国のウェブサイトでも、太陽光発電設置時の投資回収期間は10〜15年です、と言った内容の事が書かれています。
従って、我が家でも太陽光発電を設置しようか、と言う気持ちになったとしても、おかしくありません。
近年、国からの補助が再開され、1kW当り7万円の補助が支給されています。
平均3kWとして、21万円ももらえるのです。
そのため、平成21年度での申請件数は、1月から2月中旬迄の間だけで、11万件以上に達しました。
補助が無かった平成20年度と比較して、設置件数は急増しています。
補助金の効果は絶大なのです。
しかし、現実には、設置して得をする人と損をする人がいます。
得をするか、損をするかの分岐点としては、3つあります。
1つ目は、昼間、家に人がいるかいないか、によります。
2つ目は、昼間の電気使用が少ないか多いか、によります。
3つ目は、トータルの電気使用量が少ないか多いか、によります。
太陽光発電システムを設置するメインの目的は、やはり、売電です。
政府の言っている様な、エネルギーの自給自足国家の創出、のために、グリーンエネルギーである太陽光発電を導入する人は、おそらく少数派でしょう。
では、どのくらい売電ができるのか、見積りしてみましょう。
売電は余剰電力なので、太陽光発電により電気を生み出している昼間、家に誰も人がいない場合、太陽光で発電された電力はそのまま余剰電力になって、売電できます。
しかし、昼間、子供などがいたりすると、電気を使います。
では、3kWの太陽電池パネルで発電出来る電力を、見積もってみましょう。
太陽光パネルが1日当り発電可能な時間は、年平均で約3時間です。
従って、1ヶ月の発電量は、30日×3時間×3kW=270kWhとなり、年間発電量で3240kWhとなります。
しかし、相当に意識して電気を節約する様に努力したとしても、4人家族の場合、1ヶ月当り270kWh以内に抑えるのは無理でしょう。
一方、3kW程度の太陽電池パネルの設置費用を200万円と仮定して、10年の減価償却で計算を行うと、200万円÷10年÷3240kWh=61円72銭/kWh、となります。
しかし、余剰電力の売電単価は、1kWh当り48円なので、太陽光発電で生み出される電力を全て売電したとしても、多くの場合、10年では回収できないでしょう。